長崎和牛
出島ばらいろ

平成24年に開催された5年に一度の和牛のオリンピック「第10回全国和牛能力共進会」で、内閣総理大臣賞を受賞し日本一の称号を手にした「長崎和牛」。その美味の中でも、長崎市内の農家、JA長崎せいひ長崎地区肥育牛部会員8戸のみで生産されている牛肉が「出島ばらいろ」です。

生産の割合は、長崎和牛のうち9%弱と希少ですが、少数精鋭という利点を生かし、すべての農家で産肉生理理論で知られる飼養管理を実践。品質にばらつきがなく、約75%が4〜5等級という高い水準で安定した美味しさを提供しています。

「薔薇の花色」を連想させる鮮やかな赤色、正肉歩留まりが良く「バラ肉」が厚いという特徴から、この名が付けられましたが、「霜降り」だけに偏らず「赤肉」と「霜降り」のバランスを追求した肉質、さっぱりとした口溶けの中にしっかりと味わえる肉本来の旨味は、きっと食卓もバラ色に染めてくれるはずです。